株式会社ホームデザイン

開業支援コンサル型不動産業
株式会社ホームデザイン(小倉北区)は全般的な不動産業を営みつつ、事業用物件に強みをもつ不動産会社だ。事業用物件とは、飲食店、ショップ、オフィスや病院など、住居用ではなく事業用に使われる物件を意味する。
通常の不動産会社は顧客の求める物件を提供するだけに留まるが、同社ではマーケティング、店舗デザイン・改装、宣伝、資金調達、オペレーション等、顧客の開業や店舗数拡大のためのトータルサポートまでをおこなっている。物件の借主が安定的に事業を営むことは貸主である不動産オーナーにとっても魅力的だ。
貸主、借主双方のニーズを満たす献身的な事業スタイルは双方の顧客から評価され、設立は平成25年と若い会社だが事業用賃貸物件シェアは北九州トップクラスとなっている。

不動産を通じた地域の活性化
同社の佐久間社長(38)は語る。
「北九州で地域密着的に生きてきた私にとって、街に空き店舗が増えて年々閑散としていく様子を見ることは寂しいことでした。
一方で新たに事業を始め、展開しようとする若い人たちがいることは頼もしいことでしたが、彼らの多くは情熱だけで事業を始め失敗することも多く、物件の提供だけではダメだという考えに至りました。
私は定時制高校時代から、この街で飲食業、建設業、不動産業、保険業と複数の業界を渡り歩き、学はありませんが地域密着の経験と人の繋がりはそれなりにあります。
これらをお客様にご活用いただくことで、借主様の事業が成功し、貸主様の不動産利用率が高まり、地域に賑わいが戻ることが何よりも喜びです。」

北九州のポテンシャルを引き出したい
取材中、佐久間社長と街を歩くと、すれ違う人の多くが佐久間社長と顔見知りであることに驚かされた。
「将来の御社社員にメッセージはありますか?」という問いに佐久間社長はこう答えた。
「北九州は良い街です。活かしきれていない街のポテンシャルを一緒に発揮させていきたいですね。人と人との繋がりを大事にして、生まれ育った街の賑わいに直接的に携われることは、やり甲斐と喜びに溢れていますよ。」取材を終えて一人で街を歩く佐久間社長の背中に、また街の人の声が届いていた。
ホームデザインの働きやすさ
「ホームデザインの働き甲斐、働きやすさは約束できます。」社員の竹下さんは目を輝かせて語る。「出産を機に以前の勤務先を退職し、出産・育児のかたわら何か目標をと思って取得した宅建の資格、これを活かそうと就職先を探していた中ご縁を頂いたのがホームデザイン、そして佐久間社長でした。
良い意味で不動産会社とは名ばかりで、クライアントの事業成功に向けてありとあらゆるお手伝いをするので毎日が刺激的です。
大学時代に私がインテリア関係の仕事に興味をもっていたことを知ると店舗インテリアの担当にしてくれたり、飲食関係クライアントのお店に食事に連れていってくれたり、育児中の私にフレキシブルな働き方をさせてくれたりとアットホームな環境も魅力です。
佐久間社長はアイデアマンで行動力も凄いのですが、やりたい事が多すぎて手が回りきれていないのが実情です(笑)。志を同じに働ける仲間が欲しいですね。あっという間に成長できますよ。」
