みつばち保育園

子ども1人ひとりと向き合う小規模保育園
みつばち保育園は北九州市内に2 つの小規模保育園を有する認可保育事業所だ。同園の分類される小規模保育園事業A 型は、0~3 歳未満児を対象とした、6 人以上19 人以下の少人数で行う保育で、1 人の保育士が担当する子どもの数が少ないため、個人の発達に応じた質の高い保育を行うことができるのが強みだ。総勢31 名、20 代~70 代の保育士が『愛を感じる保育』という理念の下で日々、子どもたちの成長に寄り添っている。

目指すのは自己肯定感を育てる保育
同園の蜂谷代表(34)は語る。「保育園は子どもに様々な力が身につくよう活動や経験を提供しますが、その中で最も大切で、生きていく上で必要な事は自己肯定感をもつことです。それは、ありのままの自分でいいんだと自信をもち、さまざまな事に挑戦する意欲の源になります。そのために愛されていると実感できる保育を心がけています。」


これは自身の10年以上の保育士経験から得た結論だ。保育士として様々な親子、そしてそれを取り巻く状況に直面し生まれた『もっと1人ひとりの子どもと全力で向き合い愛したい。』という想いから同園を設立した経緯がある。


『保育園=施設』というイメージの払拭へ
同園を訪れた人の目をまず引くのは、その施設のデザイン性の高さだ。このおしゃれな見た目にも蜂谷代表の「大人(親・職員)と子供の感性を刺激し、楽しめる保育園に」というこだわりが詰まっている。「みつばち保育園はただ子どもを預けるだけの施設ではありません。親御さんは子どもを預けた時間を自分の時間にあててリフレッシュもして欲しいです。そしてその分、子どもと向き合う時間を大切にして欲しいと思います」そう語る蜂谷代表の口調は、子どもたちと子育て中の親たちへの愛に溢れている。

「スタッフを尊重してくれる保育園ですね。仲が良くて意見を言いやすい雰囲気があるので、園をより良くするために自由に色々な案を出し合って、代表に提案しています。」と語る保育士の宮口さんは笑顔だ。「小規模保育園なので1 人の子どもとしっかり向き合うことができるのが魅力ですね。行事も毎月のように行っていて、私たち保育士も子どもと一緒に楽しむことを大切にしています。」他にもInstagramで積極的に情報を発信する等、様々な工夫を行っている同園のスタッフからは、ただ上からの指示に従うのではなく、魅力的な園を一丸となって作り上げていこうという気概が感じられる。最後に宮口さんは「私たちが大切にしている『愛を感じる保育』という理念を理解し、共有してくれる人とぜひ一緒に働きたいですね。」と未来の同僚への想いを語ってくれた。
