株式会社ウチヤマホールディングス

『人の喜びの創造』を基本に 社会貢献を目指す
北九州市小倉北区に本拠を置くウチヤマグループは、1971年の創業以来、不動産事業・カラオケ事業・飲食事業・介護事業を展開。「慈愛の心、尊厳を守る、お客様第一主義」を基本理念に地域密着型のサービスを提供している。
従業員数は約5,000名。全国各地に施設や店舗があり、最近では海外(タイ・インドネシア)でも事業を行っている。2006年には、戦略的な事業展開と効率的な事業運営を行う持株会社として株式会社ウチヤマホールディングスを設立し、2014年に東証一部へ上場した地場でも注目の成長企業だ。

社内に根付く「ギブ・アンド・ギブ」の精神
「私は常に、人に喜んでもらう仕事をしたいと考えています。人というのは、お客様や利用者様はもちろん、社員、取引先、全てです。ですから当然、社員が喜んで働くことができる環境作りを非常に大切にしています。」と語るのは、創業者の内山文治社長。親の跡を継いで始めた米屋の家業で商売の面白さを知り、時代の流れを読みながら様々な事業を立ち上げてきた。
平成初期の不動産バブルの崩壊で、一時は倒産の危機を経験。その後、カラオケ店や飲食店などを軌道に乗せる中で、お客様の喜びと笑顔のために、日本一の接遇とオペレーションを目指そうと考えた内山社長。「ギブ・アンド・ギブの考え方を社内に浸透しています。人に喜んでもらうことを実行し続けていれば、利益というものは後からついてくる。これは私自身の経験からいえる信念です。」

介護事業で全国の自治体から信頼を得る
現在は高齢者介護事業が一番の主力となり、株式会社さわやか倶楽部では全国で100カ所を超える介護施設の運営を手掛けている。自治体からの誘致の案件も多く、地域からの信頼も厚い。
2012年には、船井総合研究所が約5,000社の取引先から特に優れた企業を選定する「グレートカンパニーアワード」で最高賞の大賞をさわやか倶楽部が受賞。また、全国規模で開催されるイベント「介護甲子園」でも、毎年のようにさわやか倶楽部の施設が決勝へ進出するなど、その運営レベルは高く評価されている。

個性を尊重し、成長を促す
2017年に新卒でさわやか倶楽部に入社し、現在は本社営業部に所属する中山実子さんは、会社の魅力について「年齢に関わらず、自分の意見を自由に発言できる雰囲気があります。優しい先輩や上司に恵まれ、自己成長しながら楽しく仕事に取り組めています。」と語る。感謝の気持ちを社員同士で伝えあう「サンクスカード」や、Uターン入社を歓迎する「ウチヤマふるさと制度」といった独自の取り組みにも、その社風が表れている。
