株式会社M'sエレクトリック

真っ直ぐに、挑戦。
~誰もが働きたい電気工事会社を創る~

 株式会社M’sエレクトリックは電気工事業・空調工事業・インフラ通信事業・電気保安事業などを中心に展開する総合電気工事会社だ。
 「この職業は週休二日制が実現されていない、年収が低い等、様々な理由で人気がありません。しかし、まちや暮らしに『光』を届ける大切な仕事であると、自らの仕事に誇りを持っています。そして、多くの若者に「ここで電気屋さんになりたい」そう思われる会社創りに挑戦しています。」と松村社長。

地域の技術をつなぐ

 同社業界が抱える課題の一つが「高齢化」だ。長い歴史の中で培われたノウハウが誰にも引き継がれず失われていくことは、技術力醸成の面において深刻な問題である中、この課題に対処すべく、同社が採った方法がM&Aである。事業承継という形でその高い技術を継承し、高邁な精神のもと組織として常に成長し続ける。「インフラ通信事業のある分野において日本初となる施工方法は全て弊社で実施しています。また、高圧設備工事や保安業務でも九州トップクラスの分野があり、弊社にしかできない“ナンバーワン事業”や“オンリーワン事業”の構築をおこなっています。」松村社長はこう語る。地域の技術をつなぎ、高める取り組みを積極的に行なっている。

若者に選ばれる会社創りへ挑戦

 この地域で育まれた技術を守り繋いでいくために、電気工事士になりたいという若者を迎え入れたい。そこで松村社長は少しでも現状を打破するため、3つの取組みをおこなっている。1つ目はRPA(Robotic Process Automation)の推進による業務負担の軽減、2つ目は福利厚生の充実、3つ目はフレックスタイム制の導入である。「よりカジュアルに、楽しく仕事ができる文化を創り、この地域の技術をつなぎ北九州ブランドの技術力を九州や全国に発信していきたい」この取組みには松村社長のそんな想いが込められている。

嬉しい福利厚生プライベートの充実で仕事のやる気UP

 同社には働きやすさだけでなく、プライベートが充実するような独自の福利厚生が整っている。その制度について経営支援事業部の責任者である坂本さんに語っていただいた。「プライベートでコンサートやライブに行く際、その費用の一部を補助していただける「Hobbyサポート」、健康に働けるよう「健康サポート」や「大切な日サポート」など、時短就業や有休が取りやすい環境も含めて充実しています。」
 この取り組みにより、社員のエンゲージメントを高め、業務能率の向上を図っている。会社が掲げる「誰もが働きたい電気工事会社を創る」そのビジョンへ真っ直ぐに挑戦しつづけるM’sエレクトリックに今後注目したい。