アイルモータースクール門司

新しいものをどん欲に取り入れる熱い自動車学校

アイルモータースクール門司(株式会社門司自動車学校)は、1964年に創業された指定自動車教習所だ。M&Aによるグループ化で事業拡大を経て、現在、福岡県に3校(豊前・門司・博多の森)、山口県に1校を運営している。

ヒットナンバーに合わせて満面の笑みでダンスをする大人たち、アーティストのミュージックビデオを完全なまでに再現した動画、実はこれ、出演も撮影もアイルモータースクールの従業員によるものだ。社長から食堂の調理師まで出演、ひいては教習用のバイクやトラックも総動員の大作だ。

また、同社が運営する「北九州ドローンスクール」では基本4日間でドローン操縦のライセンスを取得することができる。フォークリフト運転技能講習機関や国土交通省認定の運転適性診断と運行管理者講習など、運転と安全に関わる幅広い分野における新しいものをどん欲に取り入れる熱い自動車学校、それがアイルモータースクールだ。

一人ひとりの決意を大切にする

「アイル」は、 I Will,I’ll。これから行動しようとうする、未来への決意「志」をあらわす言葉だ。運転免許の取得は、生活を便利にしたい、仕事で使いたい、広い世界を手に入れたいなど、一人ひとりの夢実現に大きく関わる。だからこそ免許取得者の意思を大切にして、夢実現のためのサポートをする。また事故を起こして夢を断念することがないように、運転のリスクを伝えるのも指導員の大きな役目だ。そんな指導員は、教習生から憧れられるような大人像を目指し、ビシッとスーツで身を包む。校舎のデザインもアール・デコに統一され、アンティーク家具やデザインにこだわった雑貨が並び、スタイリッシュな雰囲気だ。

自分を高め続けられる職場

免許という資格を提供する指導員には、教習指導員という国家資格が必要になる。入社後、すぐに資格取得の勉強をし、取得できたらまた別の車種の免許を取得、さらにその指導員の資格を取る、といった具合に常に自分のスキルアップを続けられる職場だそうだ。
資格が必要な仕事であるが故に、女性と男性に給与の差が無く、育休を取得しブランクがあっても、すぐに仕事に復帰する女性も多い。女性指導員の割合は約30%と業界の中でもかなり多い。

しかし、本当に大事なのは資格ではない。指導員は、運転する仕事ではなく、助手席に座って教習生を相手に喋る仕事。つまり、コミュニケーション力やサービス精神、人の成長を自分の喜びとできることが一番大切なのだ。

お客様の大半は地元の若者なので、同社の教習が地域の交通環境をつくっていると言っても過言では無い。常に新しいアイデアを取り込む頼もしい地元企業で地域の交通安全に貢献するのはとても魅力的な仕事だろう。